オーディオ雑誌から引用オルトフォン　MC-20 カートリッジ

相性の良いオルトフォンのシェル付き。
針はまっすぐ、針先もバッチリあります。
オークションでは針先がちびているのが多いですが、自信をもってお勧めできます。

1976年当時、SPUとほぼ同価格でした。
シェルを別に買う必要があるので、実際は価格が上です。

当時のオーディオマニアなら、誰もが持っていました。最新のMC-Q20112200円に針交換となります。交換価格は、55000円ですから、半額で手に入ります。

オーディオ雑誌から引用

根本的に確かにＳＰＵのもっていたような重厚でエネルギッシュな音とはややかけ離れてはいるが、しかし、さすがに同じメーカーがつくっているだけあって、音のバランスや音の彫琢という点で、やはりオルトフォンのカートリッジだなと思わせるものをもっている。非常に重厚な低音にすばらしい中高域がバランスし、そして、高域の伸びはなんといっても、ＳＰＵを超えている。そしてまた、トレーシング能力のよさもＳＰＵの比ではない。それだけに、ＳＰＵのもっている骨太のエネルギッシュな質からすると、少々現代カートリッジ的な少々やせぎすな、あるいは、ややつめたいという質感を伴ってくるのは、やむを得ないことかもしれない。だからといってＭＣくさい音というわけではない。ＭＣとしてよくバランスがとれていると思う。

SPUとは別世界ですが、当時のリファレンスカートリッジとして信頼されていました。

SPUとMC-20,
2本持っていると楽しめますね。

リード線もオルトフォンです。
4000円くらいします。