仕様は自作 6FM7真空管シングルアンプ

アンプ種類...プリメインアンプ

自作の、コンパクトロン6FM7(12ピン複合管)を使用したシングルアンプになります。MJ誌の記事を参考に製作しました。
元々は、昔のテレビ映像用の真空管らしいですが、一流の設計者の方がオーディオ用に設計したと言う事で、興味が湧き製作してみました。細かい所の変更や部品の変更は有りますが、回路的にはほぼ同じです。

仕様は
入力RCA端子R.L1系統
出力SPR.L1系統8Ω2.2W×2
外寸は、18.5(W)×15(H)×30(D)cm(約)です。
メイン部品は有名国内メーカーの新品を使用してあります。サイドウッドは綺麗な木目を活かす様にウレタンニスのクリア仕上げにしてあります。

試聴しての感想ですが、なかなかどうして、ヘタなオーディオ用と言われるMT管より良い音がします。2.2Wのシングルなので、能率の良いスピーカーでないと大音量では少し低音がドライブしきれず膨らんでしまいますが、解像度と空間表現力は6L6系に迫る物が有る様に感じました。
ジャズ、ボーカル、室内楽等は得意な感じです。オーケストラでも、低音の切れはいまいちですが量感は十分ですので、響きや余韻的にはかえって良いと感じる場合もなきにしもあらずです。
サブシステムから8畳くらい迄の部屋のメインまで幅広くお使い頂けると思います。
もちろん、中途半端な(同価格帯の)トランジスタアンプの平べったい音とは比較になりません。

電源は3Pインレットになりますが、とりあえずのケーブルはお付けします。(後々のグレードUPをおすすめします。)

質問等、御座いましたら遠慮無くコメント下さい。(もちろん即購入頂いても問題ありません)よろしくお願い致します。

6FM7の真空管が長期保管品だったせいか、10数時間エージングを兼ねて試聴していましたら、大化けしてきました。解像度はより良くなり、低音の切れも出てきました。
出力が小さいだけで、6L6と同等の音質かと思います。

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