米国製　真空管ヴィンテージラジオ　1946年THE DYNATOMIC-150ラジオ・コンポ

米国ストロンバーグ・カールソン社（Stromberg-CarlsonCo.）の真空管ラジオ「TheDynatomic1500-H」です。
発売は1946年で1950年代前半まで販売され、そのデコなスタイリングと優れた性能により、ストロームバーグ・カールソンの最も人気のあるラジオの1つでした。筐体はベークライト製、使用真空管はmT管とGT管が併用された（12BA6-12BE6-12BA6-12AV6-50L6GT）の５球で、セレン整流器が使用され、（12BA6）がダブルで採用されています。
12BE6の前段に12BA6で高周波増幅を行う構成のラジオで、セレン整流器も真空管としてカウントすると６球スーパーラジオと云うことになり、セレン整流器とmt管12BA6×2個の組み合わせは、FM真空管ラジオ等では良く見かけますが、トランスレスAM専用機で採用されているのは、あまり見ないと言う事です。出品している商品は内部の真空管は全てmadeinUSAでマークが読みにくくなっていますがRCA製とPHILCO製です。
ノブ、ダイヤル、ダイヤルカバー、ラベル付きバックパネルもオリジナルのままです。
AM波は本体内のアンテナの向きで感度が変わりますので、ラジオの向きを変えて良く音が聞こえる向きで聞いて下さい。真空管ラジオはスイッチを入れて30秒位は音が出ません。古い物ですので時代相応の劣化がある事はご理解ください。W31cmxH19cmxD17.5cm位です。