レピドクロサイトアルーシャサンストーン スクエアルース大

タンザニア産のアルーシャサンストーンの大きなルースです。
アルーシャサンストーンとは、タンザニア北部の世界遺産でも有名なセレンゲティ平原に隣接するアルーシャ州（Arusha）に存在する鉱山でのみ産出されるサンストーンの特定名称です。
レピドクロサイトなどの鉄を含むインクルージョンがオレンジや赤色にラメ状にギラギラと輝くアベンチュレッセンス効果が美しいサンストーンです。クリアな地色の部分は、オリゴクレースに分類される鉱物等です。
古来より太陽の力を宿す石といわれ、古代ギリシャでは太陽神の象徴として崇められました。お守りにしたり、毒を中和させる目的で杯や皿に使用されたり、インドではお祝いの儀式の時に使われていたという伝承があります。
サンストーンの中でこのアルーシャサンストーンのような特別なサンストーンもあります。
サンストーンの中でも最も希少とも言われるレインボーラティスサンストーンです。。ムーンストーンの虹色のイリデッセンス効果と虹色のラティス（格子状）の組み合わせが非常に珍しく、最も希少なサンストーンと言われています。フェルスパー長石グループに属するオーソクレースタイプで、レインボーラティスサンストーン（流通名）と呼ばれます。
また、人気のあるサンストーンとして、オレゴンサンストーンがあります。
ラブラドライトの一種で、アメリカ・オレゴン州で主に産出されます。光を当てるとキラキラと輝くアベンチュレッセンスを放つものと放たないものがあります。オレゴンサンストーンのアベンチュレッセンスは、含まれる銅の影響に依るもので、メタリックな輝きを放つことが特徴的です。レッドやオレンジピンクを中心に、カラーレス、グリーン、バイカラーなど様々あり、コレクターを中心に近年人気上昇中の宝石です。
アルーシャサンストーンはなかなか手に入らない石ですので、コレクションとして一つは持ちたい天然石です。

16.9×12.1×6.2mm13.79ct

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