空中紳士　江戸川乱歩　合同合作　希少本♯希少本♯レア

ご覧頂きまして有難うございます。

こちらは昭和四年三月発行『空中紳士』となります。

経年によるスレ・焼け・汚れ等はありますが、本体全角度からの画像を掲載いたしましたので状態をよく御確認頂ければと思います。

この作品は乱歩先生を含む五人の作家の合作ということで、全集類にも収録されていない珍しい作品です。
江戸川乱歩、土師清二、国枝史郎、長谷川伸、小酒井不木という超豪華陣による作品ですが、
研究家によれば執筆されたのはほとんどが乱歩先生であったと言われています。
今回の昭和四年発行の本は非常に入手困難で、とても価値のある一冊となっております。
ぜひこの機会をお見逃しの無いよう、ご入札の御検討よろしくお願い致します。

（あらすじ）
R国皇太子ルール殿下は国内紛争のため日本へ逃れ、変名で巽小路侯爵邸に隠れていた。
女性記者の星野龍子がカフェ『シセリア』で友人平山松太郎とこのことを話題にしていると、
同じカフェで不思議な男がマダムの長川伸子に向かって、「今夜限りに、わたしという男はこの世界から消えてしまう」と泣きながら訴え、立ち去っていった…。その翌日にルール殿下の姿が消え、
さらに数日後には侯爵が変死を遂げる。その現場に居合わせた星野龍子は侯爵のポケットに残されたメモを頼りにルール殿下の行方を追う。一方、侯爵の弟が二十年ぶりに帰国して間もなく、侯爵夫人が謎の失踪を遂げた…。
―R国皇太子と巽小路侯爵家をめぐって続発する怪事件の謎とは。怪紳士響晰とは。


♯希少本♯レア