出力は26W×2入力は自作 真空管 ECL-805シングルアンプ

アンプ種類...プリメインアンプ

MT管ECL-805を左右1本ずつ使用したコンパクトなシングルアンプになります。出来立てほやほや、1点物です。
ECL-805は複合管なので、1本で初段と出力段2本分の働きをする優れ者です。
写真もありますが、綺麗なひかり方です。
MJ誌の記事を元に少しアレンジして製作した物です。(主に部品のランクUPとサイドウッド取付けです。)

部品は全て正規品の新品を使用してあります。
外寸は、27(W)×17(H)×20(D)cm(約)です。
出力は、2.6W×2入力はRCA端子左右の1系統のみのシンプルでコンパクトなアンプです。

試聴した感じですが、300Bや6L6系等と比較すれば、分解能や低音のキレ等は多少劣りますが、低音から高音までバランス良く
2.6Wとは思えない堂々とした鳴り方です。小さくても本格的な真空管アンプですので、安価なトランジスタアンプとは比較にならないリアルで心地良い音色です。
ピアノのタッチ音、低音弦の響き、ボーカルの息遣い、ベースのピッチカート音等、聴き入ってしまいます。
どちらかと言えばクラシック等を長い時間聴いているのが得意な感じですが、他のジャンルでも不得手な感じは無く十分音楽を楽しめるレベルだと思います。
無音状態だとスピーカーに耳を近付けると若干ハムノイズが聴こえますが、スピーカーから2～30cmも離れればほぼ聴こえません。もちろん音楽が流れれば全く気になりません。真空管アンプとしてはそんなに悪いレベルでも無いと思います。その他のノイズは、自分の耳では聴き取れませんでした。

音量的にも、(スピーカーにも依りますが、)10畳迄の広さのお部屋でしたら十分な音量が出ると思います。自分の8畳の部屋の大型フロアスピーカーで、ボリュームの位置が2時～3時くらいで大声を出さないと会話が出来ないくらいの音量でした。
とりあえずの2P→3Pの電源ケーブルもお付けします。(最後の写真です。後々のグレードUPをおすすめします。)
試しに、ミニコンポ付属のスピーカと安物のDVDプレーヤーに繋いでみましたが、器機のランクが上がったかの様な音が出て驚きました。

ご質問等御座いましたら、お気軽にコメント下さい。(もちろん即購入頂いても問題ありません)

よろしくお願い致します。

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