名古屋帯【初代 由水十久】本場加賀友禅 虎べこ お太鼓柄 九寸帯 正絹 塩瀬かふぇきもの

本場加賀友禅の現在を築いた巨匠である初代由水十久(ゆうすいとく)氏。
没後２０年以上経過した今でも人気の加賀友禅作家で、現代の加賀友禅界をささえる由水煌人や二代由水十久の息子、弟子たちにその技術や感性が引き継がれています。

加賀友禅は一貫してひとりの作家が仕上げますので、純粋な手描きの美しさを味わうことができます。
刺繍や金彩を一切用いない、本加賀友禅のおきものは染め色の本来の美しさがあります。

由水十久氏の作品は童(わらべ)を題材にした作品が有名ですが、こちらは虎べこの親子が可愛らしく描かれた珍しい作品です。
江戸時代末期より、男児の初節句には、虎のように健やかな成長と出世を願い、張子の虎を贈る習慣があります。
今でも初節句のお祝いはもちろん、交通安全等の魔よけとして、また民芸品としても広く愛用されています。

少し前の昭和レトロアンティーク品です。
着物の愛好家やコレクションなどご愛用いただければ幸いです(^^)


●和色：
緑がかった藍白(あいじろ)に近いです

●サイズ：
長さ　約361cm
幅　　約30.5cm
素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。

●素材：
正絹
帯芯入り

●状態：
古い作品ですので、表裏全体的に焼けやアク汚れ、汚れがあります。
昭和レトロ品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。

●その他、注意事項：
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。


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