M4114●江戸和本＞やしなひ艸 養草 養ひ艸 再板＊天保-寛政 脇阪義堂 心学寛政元年5月刊

●江戸明治和本●やしなひ艸［養草・〈教訓絵入〉養ひ艸］2（再板＊天保・寛政板）脇阪義堂心学
【判型】半紙本2編4巻4冊。初編：縦222粍、2編：縦224粍。
【作者】脇阪義堂（矩道・弘道）作。下河辺拾水書・画。
【年代等】初編：天明4年3月初刊（［京都］脇坂庄兵衞ほか板）。天保9年5月再刊（［京都］大谷仁兵衛ほか板）。／2編：寛政元年5月刊（［京都］宝楽亭蔵板、八文字屋正兵衛ほか売出）。
【備考】分類「心学」。初編は再板本、2編は初板本。2編は書袋付き。『やしなひ艸』は、初編序文によれば、ある人が「日用人のためならんことを、書画・詩歌、又は浮世のこと草までを書つけ、身を修め、家を斉ふるのことはりをなん、さとし安き教訓に神儒仏の三ッの教の隔なく集め」、これを上梓したもので、心学書や心学講舎による施印等から抜粋した短編の訓話や道歌・金言・絵解きの類を多く収録した心学書。初編上巻には「あるべきやう（手島堵庵）」「節孝徐先生教訓」「五計」「徳は堪忍、御万歳、君は栄在」「十二月晦日」「春の七草・若菜の粥」等、また、初編下巻には「孝弟」「百姓衆へしめしの歌・或農家の家訓」「桃燈に釣鐘の図」「欲と無欲との弁（手島堵庵）」「男伊達のはなし」「気の毒の弁」「沢庵和尚法語之写」「食事五観」等を収録する。2編上巻には「北野天神御神託」「あいあいあい」「行と言」「河内国国分村某の子息八才の狂歌」「忍」「堪忍箱・堪忍大明神」「短気を直す医者」「堪忍袋・五堪忍」「稲荷大明神御神託」「会輔中可守之大事」等、また、2編下巻には「愛宕参詣の心得の事」「紀州若乃浦高松の説」「父母の心の安堵」「正月の目出度き理由（手島堵庵）」「大燈国師御詠」「積善・積悪」「治世の恩」「七福神の説」「倉稲魂神像」「救飢松皮製法」「豊世之術」「賢女梅訓」「婦人日用心おぼへ」「女たしなみ草」「舅姑、嫁へ申わたす事」「夫、妻へ申わたす事」「嫁心得の事」「家内和合する事」等を収録する。
★原装・題簽付・状態良好・2編は書袋付き。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、2編4冊揃いが、20,000円～26,250円】。
◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。\"