④アダージョロ短調K540【売約済】ホロヴィッツ/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3.10.13番、他
モーツァルト
①ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K. 281
②ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K. 330
③ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K. 333
④アダージョ ロ短調 K. 540
⑤ロンド ニ長調 K. 485
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
録音:1985~89年
ホロヴィッツ、86年の生涯のうち、モーツァルト作品の録音は、彼がとてもモーツァルトを愛していたにもかかわらず極めて少ないです。ここに収録された5曲以外では、ジュリーニが指揮したピアノ協奏曲23番K488と、ピアノソナタ第11番K331 があるのみ(?)。やはり聴衆が、ホロヴィッツには、ショパン、シューマン、リスト、ラフマニノフなど華麗な曲を望んだからでしょうか。ホロヴィッツは、きわめて多彩なピアノの音色を弾き分けます。モーツァルトの演奏でも、スカルラッティの時と同じ、一音一音がクリアーで気品のある音色で勝負しています。弱音が主体です。第13番 K. 333はフラット二つの変ロ長調の明るいソナタですが、我が国では、第11番K331 トルコ行進曲付きのソナタほどには、人気がありません。しかし世界に目を向ければ、トリプルスリーのソナタとして、30億人以上の人々から愛されている素晴らしい名曲なのです。ここで、ホロヴィッツは繰り返しを忠実に守りこの第一楽章を10分もかけて演奏しています。恐らくベートーヴェンの熱情ソナタ第1楽章をこえるのかもしれません。しかし、ピアノであまりにも歌うように弾くので、少しも長さを感じません。最高峰のモーツアルト演奏の一つと言っても過言ではありません。前述のピアノ協奏曲にカップリングされていた第13番K333は、ソロということもあって、協奏曲以上に演奏がオーガナイズされています。ピアノを打鍵するときに爪が当たってカチカチ音がするので、ピアニストは爪を短くするのが一般的ですが、ホロヴィッツは独特のタッチをしていたので爪を切らなくても当たらなかったそうです。ホロヴィッツならではの軽いタッチで奏でられるソナタは、詩情豊かで、無邪気でもあり、モーツァルトの一つの理想的演奏です。
輸入盤【廃盤】盤面傷無し
ライナー(解説書)少し傷みあり
*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)
2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き
4枚購入→450円引き
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**♪モーツァルト: ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333 / ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ) 1987年6月
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